佐賀県青少年育成県民会議の活動方針
平成25年度佐賀県青少年育成県民会議の活動方針
あすの郷土を担い日本の将来を築く原動力となる子ども・若者が心身ともに逞しく成長することを願って、昭和41年から続けてきた青少年育成県民運動は県、市町及び関係機関、地域の青少年育成団体などで取り組まれている。
この運動に支えられ、本県の子ども・若者は健全な成長を遂げ、社会の重要な役割を担い活動されている。 その一方で、子ども・若者を取り巻く社会環境は、少子高齢化、核家族化、地域社会の連帯の希薄化、消費社会化の進展などにより複雑化しており、少年の凶悪事件や出会い系サイトなどインターネット、携帯電話を利用し、犯罪の巻き込まれるケース、ニートやいじめ、不登校の問題が深刻化するとともに若者の社会的自立の遅れが大きな問題となっている。
こうした中、未来を担う子ども・若者の豊かな可能性を伸ばしていくためには、家庭や学校、地域社会など社会全体が互いに連携、協力を図りながら一人ひとりが抱えている、異なる問題を配慮しつつ子ども・若者を支援していくことが重要になってきている。
子ども・若者が、その輝かしい未来を自らひらき、希望に満ちて前進するよう願い、平成25年度の重点目標を次のとおり掲げ、関係機関、団体などと連携し、青少年市町民会議と共に、地域に即した子ども・若者の育成支援運動を推進することとする。
重点目標
- 子ども・若者の自主性・社会性の伸長と自立の促進
- 子ども・若者育成支援に対する親・大人・社会の意識啓発の促進
- 子ども・若者の非行防止と社会環境の浄化・整備促進
- 子ども・若者育成支援指導者の養成促進
- 運動の活性化と充実強化の促進
- 県民会議基盤づくり