佐賀県青少年育成県民会議の活動方針
平成23年度佐賀県青少年育成県民会議の活動方針
今日、少子高齢化、核家族化、情報化社会の進展、雇用形態の多様化など社会環境が大きく変化する中で、青少年についても、少年の凶悪事件や出会い系サイト等インターネットや携帯電話を利用し、犯罪に巻きこまれるケースの増加、いじめ問題、不登校問題など様々な課題が山積し、深刻さを増している。
こうした中、未来を担う子ども・若者の豊かな可能性を伸ばしていくためには、家庭や学校、地域社会など社会全体が分野、主体の壁を超えて互いに連携、協力を図りながら一人ひとりが抱えている異なる問題を配慮しつつ子ども・若者を支援していくことが重要になってきている。
国の「子ども・若者ビジョン」の一つの理念として、「子ども・若者一人ひとりの状況に応じた総合的な支援を、社会全体で重層的に実施」することとうたわれております。家庭、学校及び地域の相互関係の再構築並びに「大人自らがその責任を自覚し、子ども・若者のモデルとなるよう努める」こともうたわれております。
子ども・若者が、その輝かしい未来を自らひらき、希望に満ちて前進するよう願い、平成23年度の重点目標を次のとおり掲げ、関係機関、団体などと連携し、青少年育成市町民会議と共に、地域に即した子ども・若者の育成支援運動を推進することとする。
重点目標
Ⅰ 子ども・若者の自主性・社会性の伸長と自立の促進
Ⅱ 子ども・若者育成支援に対する親・大人・社会の意識啓発の促進
Ⅲ 子ども・若者の非行防止と社会環境の浄化・整備促進
Ⅳ 子ども・若者指導者・育成者の養成促進
Ⅴ 運動の活性化と充実強化の促進
Ⅵ 県民会議基盤づくり